書籍「デジタル・デバイド−構造と課題−」出版
2002年7月
国際社会経済研究所
主任研究員 原田 泉
専任研究員 遊間和子
NTT出版より2002年7月に出版された「デジタル・デバイド−構造と課題−」に当研究所の原田泉と遊間和子が共同執筆しています。
情報化社会の進展は必然的に新たなる「持つものと持たざるもの」の分断をもたらします。それがどういった社会的意義を持ち、どういう問題を派生させるのかについては、まだまだその研究は端緒についたばかりであります。本書は先進国アメリカの事例のみならず、アジア各国の現状、さらには雇用問題、軍事問題、個人情報保護といった側面からの多面的な研究を盛り込んだ書となっています。
NTT出版
定価4,400円
ISBNコード 4-7571-2087-7
「デジタル・デバイド−構造と課題−」
C&C振興財団編著
はじめに
序章 「デジタル・デバイド」の全体像(原田泉)
第1章 「デジタル・デバイド」の比較社会文化論
第2章 アジアのIT革命と世界経済システム
第3章 アジアの諸国間のデジタル・デバイド
第4章 発展途上国のデジタル・デバイド解消への取り組み
第5章 米国情報通信政策と「ユニバーサル・サービス」
第6章 教育とデジタル・デバイド
第7章 雇用におけるデジタル・デバイドの解消(遊間和子)
第8章 軍事における「デジタル・デバイド」(原田泉)
第9章 次世代インターネットにおけるプライバシー保護と
デジタル・デバイド