書籍「ネットは新聞を殺すのか−変貌するマスメディア」出版
当研究所の監修により「ネットは新聞を殺すのか−変貌するマスメディア」がNTT出版より発売されました。主席研究員の青木日照が共同執筆しています。
インターネットが急送に普及拡大し、社会のあらゆる領域にさまざまな変革をもたらしています。
ジャーナリズムの世界でも、インターネットが新しいメディアの一つとして注目され、既存のマ
スメディアにも影響を与えています。日本の「2ちゃんねる」、米国の「ウェブログ」等は、草の
根ジャーナリズムの誕生とも言えるでしょう。
既存のジャーナリズムを「速報性」「詳細性」において圧倒しつつあるインターネット。若年
層ではすでに新聞離れが進み、ネットで情報を得る傾向がどんどん強まっています。いつしかネッ
トのジャーナリズムは既存のメディアを圧倒するのでしょうか。紙の新聞はネットにより駆逐さ
れてしまうのでしょうか。本書はこの疑問に立ち向かったものであります。
NTT出版
定価1500円
ISDNコード 4-7571-0110-4
「ネットは新聞を殺すのか−変貌するマスメディア」
国際社会経済研究所 監修
青木日照+湯川鶴章 著
はじめに
第1部 変貌するジャーナリズム
第1章 報道機関に挑む草の根ジャーナリズム
第2章 21世紀のジャーナリズムの姿
第2部 変貌する新聞事業
第3章 紙の新聞はなくなるか
第4章 再挑戦を始めた新聞
第3部 新聞の将来に影響を与える技術動向
第5章 テクノロジーは何を変えるか
終章 21世紀の日本の報道機関の姿
おわりに
参考資料