書籍「クリエイティブ・シティ−新コンテンツ産業の創出」出版
NTT出版より「クリエイティブ・シティ−新コンテンツ産業の創出」が出版されました。主席研究員の原田泉が共同執筆しています。現在は、産業社会から知識社会への移行の始まりの時期であり、米国では、シリコンバレーという産業社会の最終段階の都市によって創造階層を生み出したいます。彼らの活動は、「創造性」が鍵となり、クリエイティブ・シティを生み出す。知識社会においては、「創造的環境(creative milieu)」をいかに創出し、「創造階層」とも呼ばれる増大する職種、ライフスタイル、嗜好性をもった人々の活動を誘発するかが課題となる。 本書は現在クリエイティブ・シティとして注目され始めたいくつかの都市の現状を探り、日本の今後とるべき国家戦略考えるものとなっています。
NTT出版
定価 3,360円
ISBNコード 978-4-7571-0204-0
「クリエイティブ・シティ−新コンテンツ産業の創出」
C&C振興財団 監修
原田泉編著
上村圭介+木村忠正+庄司昌彦+陳潔華+土屋大洋+山内康英 著
新コンテンツ産業の創出
知識社会を牽引するのはネットではない。人がつながる都市が作り出す、新・知識社会の姿
序章 ネットワーク創造都市へ向かって(原田泉)
第1章 米国におけるネットワーク創造都市戦略(上村圭介+土屋大洋)
第2章 新しいニュージーランドブランドを目指すニュージーランドの創造的産業(上村圭介)
第3章 スウェーデンにおけるネットワーク創造都市戦略(土屋大洋)
第4章 ボローニャ−市民社会としての情報ネットワーク社会という視点(木村忠正)
第5章 バルセロナ−ネットワーク創造社会へ(木村忠正)
第6章 韓国クリエイティブ産業とユビキタス都市の展開(庄司昌彦)
第7章 知的・産業クラスターと創造都市(山内康英)
特別寄稿 上海における創造的階層と勃興(陳潔華)