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国際社会経済研究所
Institute for International Socio-Economic Studies
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出版・講演等

書籍「ネットの高い壁」出版

2009年12月28日

NTT出版より「ネットの高い壁」が出版されました。主席研究員 原田泉が編集と序章を担当し、主任研究員の須田康司が第4章を担当しました。インターネットには国境が無く、フラットな世界を創造すると言われてきました。しかし、インターネットが全世界に普及し、その影響力が拡大して社会的重要性を増すにつれ、インターネットの中には、様々な「新しい壁」が出来つつあります。現実の国家関係を反映してネット上に「国境」が構築されたり、既存の国境を越えて、また国内にあっても民族や宗教、言語、経済、思想のグループ化がネット上に壁を形成して、現実の社会関係に影響を与えるようになっている のです。昨今の中国におけるグーグルのネット検閲問題もまさにこうした米中間の「壁」の存在を示しているものともいえるでしょう。
本書では、日本と中国、加えて米国、イスラム圏におけるインターネットにおける「新しい壁」をレポートし、現代のインターネットの姿を鋭く描き出しています。


書籍 「ネットの高い壁」−表紙
NTT出版
定価3,360円
ISBNコード978-4-7571-0272-9

「ネットの高い壁」
国際社会経済研究所 監修
原田泉・山内康英 編著
張 力/山本達也/須田康司 著

序 章 「多様な情報社会の多様な壁」 
第1章 「ネットの壁を外からどう見るか?日・米・中の視点」
第2章 「中国におけるネットグループと『壁』現象」
第3章 「イスラム社会におけるネット上の壁」
第4章 「EUにおけるイスラムの壁」



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