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【執筆・担当者】
東 富彦(国際社会経済研究所 主幹研究員)
欧米ではオープンデータを活用した新ビジネス創造のためのプラットフォーム整備が急速に進んでいる。オープンデータとは、政府や公共機関が保有する大量のデータを公開することにより、①行政の透明性向上、②市民参加の促進、③民間ビジネス創造を目指した取り組みである。欧米では既に①、②の段階を経て、戦略の焦点は③にシフトしている。実際に2013年に入ってから、欧米では政府主導の積極的なオープンデータ戦略によって、オープンデータを活用したまったく新しいビジネスが次々と立ち上がっている。日本政府はこうした欧米の動きに追い付き追い越すために、2013年6月に「世界最先端 IT 国家創造宣言」を閣議決定し、オープンデータの推進をその柱の一つと位置付けた。オープンデータを活用した新サービス創造、つまりオープンデータビジネスは、いよいよ本格的な成長段階に入りつつある。そこで本調査研究では、主に欧米の先進的なオープンデータビジネスの事例ついて調査を行い、それらの実例をもとに、オープンデータを活用した新しいビジネスモデルについて考察を行った。