報告書「情報化社会の進展とIT人材の育成」
2001年4月〜2002年3月
【執筆・担当者】
遊間和子(国際社会経済研究所専任研究員)
情報処理技術と情報伝送技術の飛躍的な技術革新により、情報化社会の進展は急速に進んでいる。わが国でも、IT国家戦略を進めるため、2001年1月に「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」が施行され、「e-Japan戦略」が策定されている。しかし、韓国、中国といったアジア各国においても急速なIT化が進む中、日本においても、ITを基盤とした社会システムの整備を早急に行わなければ、今後の世界における競争優位を確保することは難しい。現在の日本における取り組みは、情報化が進む国々から見ればかなりの遅れがある。この遅れを取り戻すには、民間の努力だけでなく、ITにおける国家戦略が重要であり、着実に推進していかなければならない局面に立たされている。また、そのためには、IT能力を持ち、IT業界で活躍できる人材=IT人材を育成することが喫緊の課題といえる。
