報告書「情報アクセシビリティに関する調査研究報告書
−日本の現状と世界の動向−」
2002年4月〜2003年3月
【執筆・担当者】
遊間和子(国際社会経済研究所専任研究員)
情報化社会は、情報の重要性が高まる社会である。ITとネットワークによる情報化社会への進展の中、情報にアクセスし、情報を活用していくことは社会活動をしていく上で欠くことのできないものとなっているのである。しかしながら、社会におけるすべての人が平等にその恩恵を受けているかといえば、そうではない。障害を持つ人にとっては、情報機器を活用しインターネット上の様々な情報を取得することが困難なことが多い。高齢者にとってもパソコン等の情報機器は使いやすいものではないだろう。さらにいえば、4人に1人は高齢者という高齢化社会が進む日本においては、この問題は障害者だけの特別の問題ではなく、日本全体の問題ともいえるのである。
すべての人が平等に情報にアクセスできる情報のアクセシビリティを確保していくことが求められてきている。本報告書では、情報にアクセスできる可能性=情報アクセシビリティを今後いかに確保していくかについて、アメリカ、ヨーロッパ、日本を含めたアジアにおける取り組み動向をまとめている。
