2003年度米国シンポジウム
「情報化時代のクライシス・コミュニケーション」
2002年11月19日 in N.Y.
2002年11月19日、当研究所は2002年に引き続き、ニューヨークのジャパン・ソサエティーにてシンポジウムを開催しました。
企業の危機管理の対象はこれまで、事故、事件、社員や経営トップの不祥事などが中心でありました。ネット化、グロ−バル化が進展する情報化社会では、企業の持つ特許、ノウハウ、顧客情報や企業に対する「信用」や「イメージ」「ブランド」といった有形、無形の「情報資産」を様々な危機から守り、ダメージミニマムを図り、また如何にプラスへと結びつけ企業の危機管理が今後の企業経営にとって極めて重要な課題と思われます。
今回のシンポジウムは、日米の「企業の危機管理」の現状を踏まえ、情報化時代における企業危機管理のあるべき姿を議論して頂きました。パネリストとしては、危機管理の専門会社RCC社のロビン・コーン社長、大手PR会社エーデルマン社のマイケル・モーリー副会長、危機管理機構のナターン・リー・ローデン理事に参加頂きました。
会場では危機管理では著名なルベンシュタイン・アソシエイツ社の創設者ハワード・ルベンシュタイン氏のコーディネートのもとに、基調報告と参加者も交え活発な議論が行われました。
▲ 壇上のスピーカーたち
▲ 質問が飛び交う会場内