グローバリゼーション・フォーラム2006
「東アジア情勢の悪化と危機解決への道」
2006年11月10日 in モスクワ
モスクワのゴルバチョフ財団本部において、ゴルバチョフ財団との共催のグローバリゼーション・フォーラム2006を開催しました。今回は「東アジア情勢の悪化と危機解決への道」をテーマとし、朝鮮半島情勢を中心に日本、ロシア両国の識者による基調講演とパネルディスカッションが行われました。開催時期が北朝鮮の核実験から日も浅く且つ米国中間選挙直後だったこともあり活発な議論が展開され、核問題に関しては制裁による強硬手段ではなく6カ国協議への早期復帰が必要であり日中露の役割が重要との意見が多くの出席者より表明されました。また、南北統一問題についても東アジアの安全保障の観点から分析が行われました。
▲ 壇上のスピーカーたち
▲ 左:原田主席研究員、右:山内多摩大学教授
▲ 左:ゴルバチョフ氏、右:関本理事長

■スピーカー
<ロシア側>
ゴルバチョフ元ソ連邦大統領
ミハイル・チタレンコ ロシア科学アカデミー極東研究所長
ウラジミール・リー ロシア外務省外交アカデミー教授
アレキサンドル・ヴォロンツォフ ロシア科学アカデミー東洋研究所
ヴァディム・メドヴェデフ ロシア科学アカデミー準会員
<日本側>
関本忠弘 国際社会経済研究所理事長
原田 泉 国際社会経済研究所主席研究員
山内康英 多摩大学情報社会学研究所教授