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書籍「国民ID-導入に向けた取り組み-」出版

2009年1月15日

NTT出版より「国民ID-導入に向けた取り組み-」が出版されました。弊社が監修し、主席研究員原田泉が編集と序章を、主任研究員の遊間和子が第6章を担当しました。「消えた年金問題」から、社会保障カード等の個人を識別する仕組みの検討が急がれています。しかし、拙速な導入は住基カードの二の舞であり、国民が安全だけでなく、安心をも感じられるシステムが求められています。本書では、オーストリアのセクトラル・モデルなど欧州における先進事例を取り上げ、今後の日本に必要はIDに仕組みついて考える内容となっています。

「国民ID-導入に向けた取り組み- 」
国際社会経済研究所 監修
原田泉 編著
前川徹/遊間和子/小泉雄介/吉田絵里香 著


序章 地域情報化進展の切り札:ポスト住基ネット
第1章 住基ネットの目的と問題点
第2章 海外事例:住民データベースを活用した電子政府のあり方:オーストリア
第3章 海外事例:エストニア
第4章 海外事例:ドイツ
第5章 海外事例に学ぶ:社会保障カード(仮称)の動向と国民総背番号制
第6章 提言:より良い情報社会を目指して
附 録 社会経済生産性本部情報化推進国民会議提言「JAPAN-IDの創設」

書籍 「国民ID-導入に向けた取り組み- 」-表紙
NTT出版
定価2,940円
ISBNコード978-4-7571-0239-2