Mission 世界知で、未来を照らす

Brand Story

人類は古代より、夜空に瞬く星の連なりに星座を見出し、物語を紡いできました。
世界各地で生み出された星座は時に、そこに生きる人々が種を蒔き、豊かな実りを得るための
道標の役割を果たし、地域や文明を超えて、現代へつながる人類の発展を導いてきました。

今日、世界は新たな文明への扉の前で、地球規模の課題の発見と解決を求められています。
わたしたちIISEは、NECグループのシンクタンクとして
世界の持続的な発展と、誰一人取り残されない人類の存続とを見据え、
未来の社会像を描き、共に歩む仲間を募り、道筋を示します。

IISEは、そのネットワークを通じて世界中から知を集積し、そこに集う専門家たちと共に
星の連なりを見つめ直すことで新たな星座の物語を紡ぎ、社会に語りかけます。
新たな星座とは、新たな社会像・新たな市場・新たな価値であり、
誰もが持っている未来の種を、課題解決につながる事業として芽吹かせ育むための道標となります。

IISEは、未来の種を植える人々の道標となります。

Message

松木 俊哉 写真

松木 俊哉

代表取締役社長

私どもIISEは2022年4月から、NECと共に未来への市場戦略を提示する「Thought Leadership活動」を開始いたしました。また、国際情勢の急激な変化により益々重要性が増しております「経済安全保障」分野に取り組み始め、新生IISEとしてスタートしております。

“世界知で未来を照らす” これが新生IISEのブランドミッションです。IISEが従来から取り組んでまいりました「調査研究」と、新たな取り組みである「Thought Leadership活動」、そして「経済安全保障」を併せて3本の柱とし、これらが補完し合いながら進化していけるよう、努力を重ねてまいりたいと存じます。

NECグループは、NEC 2030VISIONで掲げる「未来の社会像~デジタルを活用し誰一人取り残されない持続可能な国際社会へ~」を目指し活動しております。その実現のためには、産官学の連携や業界団体、シンクタンクといった皆さまと共同で進めていくことが重要であると考えております。国内外のさまざまな組織や有識者の方々との連携を進め、世界における多様な社会課題の解決に貢献すべく、新たなシンクタンク像の実現をしてまいります。今後とも皆様の一層のご指導とご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

藤沢 久美 写真

藤沢 久美

理事長

20世紀後半からデジタル技術は急速に発展しました。一方、社会システムや人間の意識は、その技術の進歩のスピードには必ずしも同期しておらず、遅れをとっているようにも見えます。地球上に生きる人々、そして、すべての生きものにとって、持続可能な社会を実現するためには、あらゆる壁を越え手を携え、協力し、未来を創造していくことが必要です。

IISEは、未来を洞察し、ビジョンを提示し、仲間を募り、未来につながる社会づくりに貢献するために、政治・経済・ビジネスの視点だけでなく、生活者の視点、NGOの視点、アートの視点を持ち、アクションを創発する新たなシンクタンクをめざします。私のこれまでの様々な活動とネットワークをさらに広げ、未来の共感づくりへと活かしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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野口 聡一

理事 兼 CTO (Chief Technical Officer)

2022年7月に理事に就任いたしました野口聡一です。NECグループが市場のリーダーとして未来に向けたビジョンを提案し、新たな価値を創造し、人々との共感を生み出していくために、カーボンニュートラルの推進等をテーマにしたGreen Thought Leadership活動に取り組んでいます。

現在、地球環境はかつてと異なり大きく変化していますし、我々人類はそうした変化に対応していかなければならないと感じています。NECグループは環境に対する多大な知見とソリューションを有しており、加えて私もこれまでの経験を NECグループの環境の Thought推進に役立てたいと考えています。

また、IISEの活動の中にも私の専門分野である宇宙に関するテーマを積極的に取り入れていきたいと考えています。各位からの温かいご支援、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

谷川 浩也 写真

谷川 浩也

理事

2024年5月に理事に就任致しました谷川浩也と申します。

2020年以降のコロナ禍による経済の落ち込みやサプライチェーンの寸断を乗り越え、ウクライナ戦争に端を発するエネルギー危機や諸国際政治情勢の緊迫化等も経て、国際政治経済レジームは、改めての新たな構造的変革の時代を迎えつつあるように思われます。

この新たな時代においては、米欧露中の伝統的な大国間のみならず、BRICSやグローバルサウスと呼ばれる新興の諸国家群相互間の関係においても根本的な変化乃至流動化が進んでいくものと予想されます。これは、従来の安定した国際政治秩序を前提とする安定した国際経済レジーム(orグローバル経済市場とそれを支える諸要因)が今後は限りなく相対化されていくということも意味しており、このような時代において世界市場で直面するビジネスリスクを自ら評価し、自ら乗り越えていくための「経済安全保障に係る情報力や対応ノウハウ」を高めることの重要性は、強調してもしすぎることはありません。

他方、温暖化対応等の地球レベルの課題への対応や多様な人々をも包摂し得る社会の実現の要請等を踏まえ、高度なIT技術を有する日本企業が貢献できる分野も確実に広がっています。これらの潜在的成長市場を着実に捉え、又は創造しつつ、社会的な価値をも実現できる製品やサービスの創出も積極的に企図し、推進する「ソート・リーダーシップ」活動の重要性も大きく広がっていくものと思われます。

私は、幸いにも大学卒業後の公務員時代及びその後の民間ビジネスマン時代を通じて、エネルギー・環境・航空宇宙産業、ASEAN、EU及び中東関連、及び産業・経済・国際金融に係る研究等の分野で多彩な経験を積む機会を得てきました。上記のような「経済安全保障」、「ソート・リーダーシップ」及びこれら活動の基盤を支える「調査研究」という三つの重要な活動をミッションとするIISEの発展のため、微力ながら全力を尽くして参る所存です。

事業概要

IISEのThought Leadership、ベースリサーチ、経済安全保障についての活動を紹介しています。

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