サイト内の現在位置を表示しています。

AIとプライバシ-保護に関する米国調査報告

主幹研究員 小泉雄介

人工知能(AI)・アルゴリズム・ビッグデータ分析については、プライバシーその他の人権の観点から様々な問題が指摘されています。プロファイリングによる要配慮個人情報の推測、学習用データに内在するバイアスによる社会的差別の助長、アルゴリズムの透明性等です。これらの問題に対しては、公平性・アカウンタビリティ・透明性といった一般原則に加えて、AIを開発したり利用したりする企業が実際に行うべき具体的方策について明確化することが求められています。

当社では2019年1月下旬に米国ワシントンDCにて現地調査を行い、同国におけるAI・アルゴリズム・ビッグデータ分析における消費者保護の在り方、また消費者プライバシーに関する連邦法規制の動向に関する調査を行いました。