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EU・英国・米国におけるAI倫理動向
2020年11月4日、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の勉強会において、当社主幹研究員の小泉雄介が「EU・英国・米国におけるAI倫理動向」のタイトルで報告を行いました。欧州委員会のAI倫理に向けた取組みには、これまで大きな柱が2つあり、1つは「信頼できるAIのための倫理ガイドライン」、もう1つは「AIに関するホワイトペーパー:優越と信頼に向けた欧州アプローチ」です。前者は非拘束的なソフトローですが、後者ではAIの倫理的側面に関する新たな法規制フレームワークが検討されています。英国ではデータ保護監督機関であるICOが「AIとデータ保護に関するガイダンス」を公表しています。米国では国立標準技術研究所(NIST)がAI倫理に関する活動を行っています。