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書籍「やさしく知りたい先端科学シリーズ5 デジタルヘルスケア」発刊のお知らせ
超高齢化による人口構造の変化や医療の高度化により、日本の医療・介護は大きな転換点にある。そんな社会的背景を受け、切り札として期待されているのが「デジタルヘルスケア」。ICTを活用したヘルスケアデータ管理や遠隔治療、手術や介護をサポートするロボットなど、最先端技術を利用したデジタルヘルスケアの実例をイラストや図版を使ってやさしく解説する。話題の先端科学に触れたいという知的好奇心に応えるシリーズ第5弾。

【目次】
はじめに
◇Chapter1 少子高齢化で求められるヘルスケア改革
高齢化が進む日本
要介護者の急増と不足する介護人材
医師の高齢化と地域における不足・偏在
社会保障費の急騰
日本の医療の特徴と健康保険のしくみ
日本の介護の特徴と介護保険のしくみ
急性疾患から慢性疾患へ
平均寿命と健康寿命のギャップ
ヘルスケア改革① 治療から予防へ
ヘルスケア改革② 施設から在宅へ
患者・市民中心のヘルスケア「地域包括ケア」
用語解説
◇Chapter2 ヘルスケアで進むデジタル化のインパクト
デジタルヘルスとは
デジタルヘルスがもたらすメリット
日本で進むデータヘルス改革
要となるヘルスケア分野のID
ヘルスケアデータを電子化して活用するEHR
組織をまたがる情報共有を可能にするHIE
個人が主体となって自らのデータを管理するPHR
デジタルヘルスを促進する「次世代医療基盤法」
バイオバンクの可能性と課題
生活支援ロボットと国際標準化
用語解説
◇Chapter3 デジタルヘルスケアが浸透する社会
AIやIoTがもたらすヘルスケアイノベーション
健康を促進するスマートウォッチ
健康増進型保険でインセンティブを高める
AIが支援する個人別サプリメント選択
医師法が壁となっていたオンライン診察
個別化医療を加速するゲノム解析
本格化するAIによる画像診断支援
医師をサポートする手術支援ロボット
健康を管理するスマートベッド
ICTによる服薬アドヒアランス向上
機能回復を促す装着型サイボーグ
慢性疾患管理も簡単に
認知症介護の負担軽減
センサーによる排泄予知
AIによるケアプラン作成支援
終末期における希望を叶えたい
用語解説
◇Chapter4 欧米がリードするヘルスケアイノベーション
オランダのデジタルヘルス事情
フィンランドのデジタルヘルス事情
デンマークのデジタルヘルス事情
英国のデジタルヘルス事情
EUにおけるヘルスケアデータの流通
ヘルスケアに関わる国際標準化の動き
GAFAのヘルスケア分野への参入
用語解説
◇Chapter5 デジタルへルスで変わる未来の社会
患者・市民と医療・介護従事者の意識改革
AI活用と倫理
個人情報保護と利活用のバランス
医療機器プログラムとデジタル療法
官民連携によるエコシステムの構築
QOL・QOD向上につながる新しい社会
さくいん
参考文献