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「環境配慮行動へのICTの活用に関する生活者アンケート調査」を実施しました。
国際社会経済研究所(IISE)では、環境Thought Leadership活動の一環として「環境配慮行動へのICTの活用に関する生活者アンケート調査」を実施しました。
本調査は、生活者の環境配慮行動に対するICTや情報の活用に関して、アンケート調査を実施したものです。環境配慮行動を後押しするために必要な情報を調査することにより、今後求められるICTの方向性の参考とすることを目的としています。
生活者が環境配慮行動を行うにあたって、ICTが果たす役割は今後増していくとみられています。ICTによって、行動の選択に必要な情報やその結果を可視化することで、行動変容を促すことが期待されます。例えば、CO2排出量などの環境負荷をアプリで可視化することは、生活者が環境負荷の低い製品を選ぶ助けになります。電力消費量が機器ごとに把握できれば、機器ごとの節電対策が可能となります。気候変動の影響に対応したライフスタイルに関しても、適切な情報が適切なタイミングで提供されれば、事前に対策が取れるようになり、健康被害や災害の減少につながります。
これらの情報提供とICTを有効活用した社会的仕組みを作ることで、社会全体を環境配慮型にしていくことができると考えられます。本調査が、そのような社会の仕組みづくりの参考となることを期待しています。
⇒環境配慮行動へのICTの活用に関する生活者アンケート調査 報告書(2024年6月)