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IISEシンポジウム「ヘルスケアデータの円滑な共有と利活用」開催案内

概要: 

   わが国で進む少子高齢化は、社会保障費の増大、労働力不足という形で日本経済に大きな影響を与えており、デジタルを活用することで医療・健康・介護といったヘルスケア分野で提供されるサービスの質は下げずに、それらの費用を適正化していくことが、日本のみならず、世界においても喫緊の課題となっています。

   「医療DX令和ビジョン2030」の実現に向けて、全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテの標準化、診療報酬改定DXなど関連する施策の推進が急がれており、ヘルスケアデータを市民・患者の治療のために使う一次利用にとどまらず、それらのデータを匿名化・仮名化することで政策立案、研究、製品・サービスの開発などにつなげる二次利用の動向にも注目が集まっております。

   本シンポジウムでは、ヘルスケア分野のデータが個人情報保護に配慮した上で、必要な組織・人の間で円滑に共有され、それらを利活用できる社会にどう変革していくことができるかについてご議論いただきます。また、国際社会経済研究所に組織されましたアクセシビリティ研究会にて調査研究を行ってまいりました成果につきましてもご報告させていただきます。

 

主催:株式会社国際社会経済研究所(IISE)・アクセシビリティ研究会

協賛:特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム

開催日時:2024年3月15日(金) 13:30-17:00

開催方法:会場参加およびZoomウェビナー配信のハイブリット方式

【会場】日経・大手町セミナールーム2
  〒100-8066 東京都千代田区大手町1丁目3-7 日経ビル6階

参加費:無料
   
申込方法:下記URLのイベント案内よりお申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/c6e5d679f151dea7ae1d3cbe345d2ec2/
事前登録が必要となります。申込の際にご入力いただきましたメールアドレス宛に、
会場参加またはオンライン参加のご案内をメールさせていただきます。

※会場参加の人数は限られております。
※配信プラットフォームによる予期せぬトラブルや電波状況、その他視聴者のPC環境等により、配信がスムーズに行えない場合がございます。あらかじめご承知おきの上、お申込みいただけますようお願い致します。


■プログラム

 13:30
 ご挨拶 株式会社国際社会経済研究所 理事長 藤沢 久美
                
 13:35
 基調講演「データヘルス改革・医療 DXとデータ利活用の促進(仮)」(40分)
   西川  宜宏 厚生労働省 大臣官房 企画官
(医政局特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室、医政局、健康・生活衛生局感染症対策部併任)

 14:15
 講演1「ケア環境におけるデジタルツインの展開と『豊かな心の世界』の実現」(40分)
    木多 道宏 大阪大学 大学院工学研究科 教授

(14:55-15:10 休憩)


 15:10
 講演2「うすき石仏ねっとにおけるヘルスケアデータの共有と活用」(40分)
    舛友  一洋 臼杵市医師会立コスモス病院 副院長


 
15:50
 講演3「英国で進むヘルスケア分野のAI活用」(25分)
     遊間 和子 株式会社国際社会経済研究所 調査研究部 主幹研究員

 16:15
 講演4「台湾におけるヘルスケアデータの二次利用」(25分)
     -アクセシビリティ研究会 調査研究報告書よりー
     山田  肇 東洋大学 名誉教授/アクセシビリティ研究会主査

 16:40
 アクセシビリティ研究会による調査研究のご紹介とまとめ(15分)
    山田  肇 東洋大学 名誉教授/アクセシビリティ研究会主査                                                                                              
 16:55
 閉会 株式会社国際社会経済研究所 理事 林  祥一郎