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平成29年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)ホワイトボックス型人工知能AIを活用した自立支援に資するケアプラン提案の試行的な取組に関する調査研究
2017年9月~2018年3月
【事務局】
原田 泉(国際社会経済研究所 主幹研究員)
遊間 和子(国際社会経済研究所 主幹研究員)
加藤 竹彦(国際社会経済研究所 主幹研究員)
飾森 正(国際社会経済研究所 主幹研究員)
松永 統行(国際社会経済研究所 主任研究員)
南 稔(国際社会経済研究所 企画グループ長)
高齢化や医療の高度化に伴い急増する社会保障費を背景に、健康・医療・介護分野の改革は、我が国の持続的な成長にとって最重要の課題となっている。政府は、この分野におけるイノベーション促進のため、人工知能AIやIoT等の情報技術の活用を推し進めており、介護分野でも、科学的分析に必要なデータを新たに収集・分析することで自立支援等の効果が裏付けられた介護を実現する「科学的介護」への取り組みを開始している。
本調査研究は、ホワイトボックス型人工知能AIを活用して、自立につながるケアプラン作成を支援するための試行的な取り組みであり、「機械学習(マシンラーニング)」の中でも発見したルールを説明できるホワイトボックス型の人工知能AIを利用し、ケアマネジャーの持つ知見や思考プロセスも反映させることで、インプットデータとアウトプットデータの関係性を明らかにしていく。アセスメントシート、ケアプラン等のデータから、どのような短期目標やサービス内容が自立度の維持・改善に効いているかを説明できるアルゴリズムの検討に取り組み、その成果を報告書にとりまとめた。