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ウェルビーイングへとつながるまちづくりDXに関する調査研究

2021年4月~2022年3月

【執筆・担当者】
山田 肇(アクセシビリティ研究会 主査/東洋大学名誉教授)
川添 高志(ケアプロ株式会社 代表取締役社長)
榊原 直樹(清泉女学院大学人間学部文化学科 専任講師)
下野 僚子(東京大学総長室総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座 特任講師)
関根 千佳(株式会社ユーディット会長/同志社大学政策学部大学院総合政策科学研究科客員教授)
千田 一嘉(金城学院大学薬学部 教授)
平尾  勇(株式会社地域経営プラチナ研究所 代表取締役/前 松本ヘルス・ラボ副理事長)
藤方 景子(認定NPO法人湘南ふじさわシニアネット)
遊間 和子(国際社会経済研究所 主幹研究員)

   未曾有のスピード進む高齢化や気候変動により頻発する災害など、多くの社会的課題を抱える日本にとって、AIIoTなど先端技術を活用することで、都市機能を高度化・効率化し、課題解決につなげるスマートシティへの取り組みは重要なものであり、さらなる価値創造へとつなげる動きへとつながっている。近年では、大胆な規制改革とデジタル活用によって暮らしやすい「まるごと未来都市」を目指す「スーパーシティ構想」の取り組みがスタートするなど、都市全体をカバーするデータプラットフォームを構築し、社会のあり方を大きく変革させ、社会的課題の解決を目指す「まちづくりDX」が急速に進んできている。

 本調査研究では、定義が曖昧な「ウェルビーイング」の指標化をどのように進めるかの検討を切り口にして、まち全体のデジタル化を進め、社会全体の変革へとつなげていく動きを、国内・海外の最新事例により明らかにした。身体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態を保つことにデジタル技術がどのように貢献できるか、どのようにまちづくりに変革をもたらしていくことができるかについて提言としてとりまとめた。

   また、本調査研究に関連して、2022年3月22日にシンポジウム「ウェルビーイングへとつながるまちづくりDX」を開催した。

  ◆報告書PDFファイルはこちら⇒(報告書
  ◆シンポジウムの詳細はこちら⇒(詳細ページ